『The SUN』は10日、「サウジアラビアのサルマン国王は、イラクに世界最大のスタジアムを建設することを約束した」と報じた。
2月28日に行われたイラク対サウジアラビアの親善試合。これは1990年にイラクがクウェート侵攻を行って以来、初めて国内で行われた国際試合という記念すべきものだった。
試合に先立って、サルマン国王は「もし我々が負ければ、スタジアムを提供しましょう」とイラクのハイディル・アル・アバディ首相に約束していたのだという。
そして、試合の結果は4-1。ホームで戦ったイラクが大差で勝利を収めることになった。
ハイディル・アル・アバディ
「私はサウジアラビア国王のサルマン・ビン・アブドゥル・アジーズから電話を受けた。
彼はイラクの勝利を歓迎し、両国の前向きな関係を様々なレベルで拡大するための準備を行うことを表明してくれた。
経済的、商業的、文化的、両国にとって関心があるすべての部分においてだ。
彼はまた、サウジアラビアの建設会社がイラクのメインスタジアムを作ることを提案してきた。それは10万人収容のものだ。
我々はそれを歓迎しているし、その提案を内閣に行っていくよ」
なお、サルマン国王はその後スタジアムは13万5000人規模にするという意思を示したという。
イラク最大のスタジアムは、今回の試合が行われたバスラ・スポーツシティの6万5000人。もしサウジアラビア国王が提案する計画が実施されれば、2倍以上の規模の会場が生まれることになる。