『Evening Standard』は14日、「トッテナム・ホットスパーの韓国代表FWソン・フンミンは、来季の開幕時に不在となる可能性が高い」と報じた。
この理由は、8月18日から9月2日までアジア競技大会が行われる予定となっているからだ。
サッカー競技は原則的に23歳以下のみの大会ではあるが、オーバーエイジとして3名を招集することができる。
韓国U-23代表監督のキム・ハクボム氏は、ソン・フンミンについて「特別な問題がなければ呼ぶ」と明言している。
また、ソン・フンミン自身もこの大会に出場したい理由がある。それはもちろん兵役だ。
現在25歳の彼は、このままでは3年以内に兵役の義務を果たさなくてはならない。
しかしアジア大会で金メダルを獲得することが出来れば、その義務は免除されることになる。
アジア大会はFIFAの公式カレンダーに入っていないため、クラブは選手を開放する義務はない。
しかし、トッテナムはこのままだとソン・フンミンを兵役によって3年以内に失うことにもなる…。
そのジレンマに悩んでいるトッテナムは、現在韓国の代表者と会談を行い、ソン・フンミンの派遣について話し合いを行っているとのことだ。