ブンデスリーガ第27節、ハンブルガーSVはホームでヘルタと対戦した。
酒井高徳と伊藤達哉が先発した一戦は、ここ3試合ゴールがなかったハンブルクが前半に先制する。
だが、後半に入るとここ4試合ゴールのなかったヘルタが2点を奪取。結局、HSVは1-2で逆転負けを喫してしまった。
先日、今季2度目となる監督交代に踏み切ったHSV。クリスティアン・ティッツ新監督は主力4人をメンバー外にしたほか、DFクリアコス・パパドプロスもベンチスタートにするなど荒療治を敢行した。
その結果、先発11人の平均年齢が「23歳と359日」という若さになり、これは1974年以来のことだったという。それでも勝利は掴めず…。
リーグ戦で最後に勝ったのは昨年11月で、それ以降の14試合で5分9敗と非常に厳しい戦いが続いている。ケルンの結果次第では最下位に転落する可能性も出てきた。
残りは7試合、入れ替え戦となる16位との勝点差は7ポイント。
それでも、ティッツ監督は「自分たちを信じ続ける」とコメント。またこの試合で先発に抜擢された23歳のMFマッティ・シュタインマンも「7試合でまだ得られる勝点は多くある。信じている」と諦めておらず。
代表ウィーク明けに行われる次節の相手は、シュトゥットガルトだ。