つまり、今回のシーンではセンターサークル内にいるジャン=ケヴィン・オーギュスタンがマルセイユ側から見た「後方から2人目の相手競技者」であり、そこからゴールラインと平行に引いた線がオフサイドラインとなる。

そのため、仮にマクシム・ロペスからボールが出た際、酒井がオーギュスタンより前の位置にいれば酒井はオフサイドとなり、後ろの位置にいればオフサイドにはならなかったということになる。

ちなみにオフサイドについてもう一つ付け加えておくと、オフサイドが発生するのは必ず「相手競技者のハーフ内」である。

つまり、仮に今回のプレーが全てマルセイユ陣内で起こっていた場合は、もし酒井がオーギュスタンより前にいたとしてもオフサイドになることはない。

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