監督の給与が抑えられる

先日掲載された「W杯まで半年以内に監督交代した12チーム、その結果とは」を見れば分かる通り、アフリカか中東くらいしかこんなことはしないのだ。

サッカー協会の内部で権力闘争が頻発し、現場とのトラブルは相次ぎ、隠すべき情報は漏れ出し、実力者が一時の感情や趣味で監督の首を飛ばす。そして訴訟になる。

そのような国には基本的に有力な監督が来ることはない。アフリカの国々を見ればわかるが「監督ロンダリング」に近い状況だ。

アフリカの何処かで解任された監督が、他のアフリカの国で指揮を取り、そしてまた短期間で解任される。W杯に行けない国はおおよそそんなサイクルだ。

中東はビッグネームが来るが、それはそれだけの資金力があるからだ。日本にそこまでの金銭的魅力はない。単純な距離で言っても、欧州からはあまりに遠い。

可能性があるのは、クラブからオファーのない日本人監督、協会子飼いの監督、なんでもいいから名を上げたい新人監督、あるいは「完全に終わった監督」と思われている人物。

どれにしても、給与はそれほど高くはならないだろう。その点で支出は抑えられるはずだ。

エジプト代表 エクトル・クーペル

エジプト代表のエクトル・クーペルも、わずか年8000万円ほどで雇えているのだから。安くても当たることはある。