W杯ロシア大会の出場は逃したギリシャ代表。欧州予選グループHを2位で通過してプレーオフに進出したが、クロアチア代表に敗れて3大会連続出場は叶わなかった。

そんなギリシャ代表の新しいユニフォームが、3月のインターナショナル・マッチウィークに合わせてリリースされた。

当初、キットサプライヤーのNikeはブルーのユニフォームを「ホーム」と紹介していた。しかし数日後に「アウェイ」に変更され、新たに発表したホワイトのユニフォームを「ホーム」と紹介している。これが単なる誤報だったのか、それとも急遽変更したのかは定かでない。

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Greece 2018 Nike Home

ホワイトを基調としたホームキット。一般向けの商品にもラインナップされているので、この色がホームで間違いない。素材にはヴェイパーニットを採用。肩から袖にかけてのギザギザのグラフィックと、胸中央のホールメッシュが特徴的。

こちらはレプリカユニフォームの背面画像なので、ヴェイパーニットの特徴が見え難い。首元にはギリシャ国旗カラーのテープを配している。

Greece 2018 Nike Away

地中海ブルーを基調にギリシャ国旗のデザインが印象的なアウェイキットは、adidas時代の2008-09ユニフォームを想起する。

ギリシャ代表は伝統的にホワイトとブルーのキットを着用するが、ホームとアウェイで色が入れ替わることは珍しくない。そもそも代表チーム誕生当初は、ブルーとホワイトのストライプ柄を使用していた。

3月の代表戦(対スイス代表、エジプト代表)では2試合ともこのアウェイを使用。3月23日のスイス代表戦でお披露目となった。パンツ、ソックスともにブルーを基調としている。20番はアナスタシオス・ドニス。

興味深いのは胸番号の位置。ヴェイパーニットは胸部中央にホールメッシュがあるため、他のチームは通気性能の低下を避けるために胸番号を右胸Nikeロゴ下にプリントするのだが、ギリシャ代表はホールメッシュに被せるようにど真ん中へプリント。