リーガ・エスパニョーラの2強、バルセロナとレアル・マドリーが意地と誇りをかけて戦う、伝統の一戦クラシコが日本時間5月6日(日)深夜に開催される。

いよいよ迫るクラシコを前に、現地から試合を生中継する『WOWOW』が、歴代のクラシコ出場選手の中から最高のメンバーを選抜する「緊急開催!クラシコ歴代ドラフト会議」をスペシャル番組として放送。

元サッカー日本代表の都並敏史と北澤豪、「リーガダイジェスト!」でMCを務めるペナルティのヒデ、さらに相方のワッキー、「リーガダイジェストNEXT」のアシスタントを務めるリーガールの松田るか、俳優でサッカーが大好きという白石隼也が参加した(画像提供:WOWOW)。

さらに番組冒頭では「メキシコのクラブに所属するあの選手が緊急来日!」とスペシャルゲストの登場を匂わせるも、実際スタジオに登場したのは、ものまね芸人のじゅんいちダビッドソン。MCのヒデからは、「本田選手と呼ばれた時はふざけていいけれど、じゅんいち君と呼ばれた時は真面目にコメントしてください」と芸人としての“個の力”を要求され、動揺する場面も。

番組では、21世紀以降にクラシコに出場した選手から、約100名をリストアップし、3チームに分かれてバルサとレアルの歴代レジェンドをドラフトで指名し、メンバーを編成。最後は視聴者投票を行った。

また、ドラフト会議のほかには、現地カンプ・ノウからの最新情報のリポートや、クラシコの勝敗予想も行われ、レアル好きな白石は「バルセロナは優勝を決めているので」と1-3でレアルが勝利と予想。対して都並は「普通、優勝を決めたチームは気持ちが抜けるというけれど、イニエスタの最後となれば違ってくるでしょう」とホームのカンプ・ノウで今季限りでの退団を発表しているイニエスタの有終の美を飾るべくバルサが2-1で勝利すると反論した。

北澤も調子を上げてきたレアルは簡単に試合を譲らないだろうと予測するも「イニエスタのラストクラシコになることは歴史の一つ。イニエスタのためにもバルサは負けられない。バルサには無敗で優勝してもらいたい」と2-2のドローと予想。

生放送後の取材に応じた松田は「『リーガダイジェストNEXT』の収録でも北澤さんとご一緒したので、その時に作戦会議をして、ほぼ思い通りに選手を獲得できました」と視聴者投票で優勝したドラフト会議に満足気な様子。

一方、優勝を逃したじゅんいちダビッドソンは「本田で答えるべきなのか、じゅんいちで答えるべきなのか、そこのせめぎ合いでした」と最後まで周囲の笑いをとっていた。

カンテラ時代から22年間在籍したバルサを今季限りで退団するイニエスタの最後のクラシコという意味でも、全世界が注目している今回のクラシコ。

リーガとコパ・デル・レイの2冠を達成したバルセロナが無敗優勝という偉業に一歩近づけるか。はたまたヨーロッパ王者のレアル・マドリーが敵地で意地を見せることができるか。

プライドをかけた伝統の一戦クラシコを、『WOWOW』は5月6日(日)深夜3時30分からWOWOWライブにて現地より生中継。ゲスト解説には1991年から1999年にかけてバルサでプレーしたミゲル・アンヘル・ナダル氏が登場するぞ。

今月末に開幕する全仏オープンの優勝候補最有力、ラファエル・ナダルを甥っ子に持つことでも知られるナダル氏。どんなコメントが飛び出すのか楽しみだ(ちなみにラファエル・ナダルはマドリディスタ)。

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