『Sky』は6日、「ナポリのマウリツィオ・サリ監督は、選手を保持できなければ時代が終わると語った」と報じた。
今季のセリエAで旋風を巻き起こしたナポリ。サリ監督が構築した組織的で攻撃的なシステムは、世界中で話題を呼んだ。
しかし、先日のフィオレンティーナ戦で敗れ、先週末はトリノとの試合を2-2と引き分けで終える。これで優勝の可能性は事実上消滅した。
チームを率いてきたサリ監督は以下のように話し、チームの時代を継続できるかどうかはクラブ次第だと語ったという。
マウリツィオ・サリ
「どんな選手もコーチも、このナポリのファンにこれ以上求めるものはないだろう。
このシーズンはほとんど終わってしまった。我々がすべての希望を失った今週にも、5万人のファンが歌い、そして讃えてくれたのだ。
彼らがどれだけ素晴らしかったのか。それを完全に表している。
我々が抱くのは失望だけではない。このファンを幸せにすることができなかったのだから、物事を明確にし、事実を分析しなければならない。
ナポリは、ある意味ではユヴェントスと競争できるほど整備されていないのだ。
考えてほしい。ナポリは傑出した戦いをしてきた。そして不運であった。今季を1試合で例えれば、最後の4分でやられたのだからね。
その4分間は、フィオレンティーナ対ナポリで始まり、インテル対ユヴェントスで終わった。
壊れたリソースもあった。アレク・ミリクとファウジ・グラムが怪我で何ヶ月も使えなかったのは、我々が処理できるようなものではなかった。
我々は、このチームがやってのけたことに満足しているべきなんだ」