「愛ゆえに人は苦しまねばならぬ。愛ゆえに人は悲しまねばならぬ…」
某人気漫画の有名な名台詞であるが、距離が近ければ近いほど、愛情が深ければ深いほどに、憎しみもまた強くなるのが人間というものであろう。
そこで今回は、スペイン・アンダルシア地方の両雄であるベティス対セビージャのダービーが行われるのを前に、近しいからこそ嫌悪し合う“珠玉のローカルダービー”をご紹介しよう。
タインウェア・ダービー
ニューカッスル 対 サンダーランド(イングランド)
The 153rd Tyne-Wear derby kicks off in less than 24 hours... #NUFChttps://t.co/W3o5rVr4sE
— Newcastle United FC (@NUFC) 2015年10月24日
イングランド北東部のタイン・アンド・ウェア州を舞台に行われる「タインウェア・ダービー」。
ニューカッスル・ユナイテッドとサンダーランドの対戦は、古き時代の英国サッカーを思わせる肉弾戦となることがしばしばだ。英国において最も激しいダービーマッチの一つであり、過去にはサポーター同士による暴力事件に発展したケースも…。
知名度ではマンチェスター・ダービーやロンドン・ダービー、マージーサイド・ダービーの方が上だが、「英国らしさ」という意味ではこの一戦に軍配が上がるだろう。