この夏、日本代表がワールドカップで対戦するポーランド。
国内1部リーグであるエクストラクラサは、かつて森岡亮太や松井大輔がプレーしたことでも知られる。
今シーズンはレギア・ワルシャワが優勝を飾り、見事3連覇を果たした。
そんなレギア・ワルシャワはレギュラーシーズンで3位に甘んじたものの、優勝プレーオフの7試合を5勝1分1敗という好成績で切り抜け、逆転でのリーグ制覇を実現した。
しかし、全37試合の成績は22勝4分11敗であり、なんと11敗を喫しながらリーグ優勝を成し遂げたという珍しいケースとなったのだ。
レギア・ワルシャワはリーグ屈指の強豪であるが、今季はレギュラーシーズン中に連敗を二度も経験しており、監督交代が2回も行われた。
11敗というのは全試合の3割ほどに相当するが、これだけ負けて優勝するというのは非常に珍しい…。実際、過去3シーズンにおいて同リーグで優勝したチームの黒星の数はそれぞれ6、6、5となっている。