『Daily Mail』は21日、「ウィガン・アスレティックのオーナー家族は、中国の投資家に株式すべてを売却することに合意した」と報じた。

かつてはプレミアリーグでも数シーズン戦ったことで知られるウィガン・アスレティック。

このところはやや成績が低迷していたが、今季は3部に当たるリーグ・ワンで優勝を果たすことに成功した。

そして今回、1995年からオーナーを務めてきたフェラン・ファミリーが、香港に拠点を置く中国系コンソーシアム「インターナショナル・エンターテインメント・コーポレーション」に株式を売却することに合意したとのこと。

この合意が現実になるまでには香港証券取引所、そしてイングランドサッカーリーグ機構の同意が必要になり、数週間はかかると考えられている。

インターナショナル・エンターテインメント・コーポレーションがこの買収で費やす額は2200万ポンド(およそ32.89億円)。まずは手付金として150万ポンド(およそ2.24億円)を支払うという。

夏のマーケットについては現在のオーナーの下で行われるが、インターナショナル・エンターテインメント・コーポレーション側の支援のもとで補強が進められるとのこと。

今上り調子のウィガン・アスレティック。これから資金力が強化されていけば、数年後にはプレミアの強豪になっているかも?

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名