『L'Equipe』は2日、「ブラジル代表のチッチ監督は、スポンサーのチャリティキャンペーンに苦言を呈した」と報じた。
ブラジルサッカー連盟の主要スポンサーでもあるMasterCardは、先日貧困撲滅のためのチャリティを発表した。
それは、2020年3月までの間、リオネル・メッシかネイマールのゴールが決まるたび、国際連合世界食糧計画(WEP)に1万食を寄付するというものだ。
ネイマールとメッシもこの活動に賛同の意思を示し、公に支持することを表明している。
しかし、ブラジル代表のチッチ監督は記者会見で以下のように話し、そのようなチャリティ活動はイライラさせられると指摘した。
チッチ
「MasterCardよ、私はあなたたちに教えたいことがある。
この寄付活動は素晴らしいことだ。美しく、重大なものだ。
しかしながら、アルゼンチンかブラジルの選手が得点を決めた時、という条件ならばだ。それなら美しいふるまいになるだろう。
だがここで働いているのは『チーム』だ。
このようなアクションは、少しイライラさせられるよ。これが私の提案だ」