『DT』は1日、「ブラジル代表のチッチ監督は、背中の怪我を抱えているマルセロはベンチスタートになると話した」と報じた。
グループステージ最終節のセルビア戦で背中の筋肉を痙攣させてしまい、ピッチを離れることになったマルセロ。重傷ではなかったが、数日間練習を控えることになった。
ブラジルは本日メキシコとの試合を迎えるが、チッチ監督はマルセロをベンチスタートにすることを決断したようだ。
チッチ
「マルセロと話した。私は『通常の状況ならば、君を起用する』と伝えたよ。彼はプレーするだろう。とてもいい態度を持つ選手だ。
不快感を抱えていて、休息が欲しいときでも、彼は練習にやってくるのだからね。非常にチームにコミットしている男だ。
私はフィジカルコーチやメディカルスタッフと話して、現実的には彼は45~60分以上のプレーはさせられないと結論づけた。
勝とうとするならば、誰にも健康面のリスクを背負わせたくはない。
マルセロは練習はできているし、その後に『プレーできるか?』と聞いたら、YESと答えた。私は彼を当てにできる。
ただ、リスクは負わせたくない。加えて、この試合では120分戦わなければならないかもしれないのだからね」
ファビオ・マーセレジャン(ブラジル代表フィジカルコーチ)
「試合が120分に至ることを心配している。さらに気温が34~35℃になり、高い湿度もある。これはフィジカル的にさらなる厳しさがある。
マルセロは5日間あまり動いていない。より大きな消耗をしてしまう可能性があるため、強制はしないほうがいい」