『L'Equipe』は12日、「ワールドカップに関する中国での違法賭博によって、540人もの逮捕者が発生した」と報じた。
先月から行われてきたワールドカップは、15日に決勝戦を迎える予定となっている。
それにしたがってインターネット上では多くのオンラインギャンブルが行われており、莫大な資金が動いてきた。中には違法なものも多く存在する。
そして今回中国政府はその一斉摘発に乗り出し、不法オンラインギャンブルを組織した疑いで540名以上を逮捕したとのことだ。
問題になっているオンラインギャンブルのプラットフォームは、取引の大半をビットコインなど仮想通貨で行っていた。
70のアプリとサイトを運営し、250のオンラインチャットで顧客を確保するために動いていたとのことだ。
これら全ては現在閉鎖されているが、プラットフォーム全体で行われた取引の総額は13億ユーロ(およそ1710.3億円)を超えるという。