フランス代表の優勝で幕を閉じた2018年のワールドカップ。VARが初めて導入された今大会では、全64試合で計169ゴールが生まれた。
スコアレスドローはわずか1試合で、1試合平均では2.64得点が決まるという大会でもあった。
そんな今大会では、前回王者のドイツ代表がまさかのグループステージ敗退に終わった。
そのドイツが誇る強豪クラブ、バイエルン・ミュンヘンは11人もの代表選手をロシアに送り込んでいた。
だが、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、前回大会得点王のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、そしてドイツ代表FWトーマス・ミュラーらに得点は生まれず。
今大会でバイエルンの選手がゴールネットを揺らしたことは一度もなかった。
ドイツ代表の不振による影響も大きいはずだが、これも今大会の波乱ぶりを示すひとつのデータかもしれない。