優れたボールタッチを実現するため、フライニットアッパーに三角形の立体面をNSRL(Nikeスポーツ研究所)の研究データを元に配置。さらにこれらを引き立てるように、内側側面には三角形のデザインが大きく目立つように配置されている。

「この三角形は、踵骨、距骨と、第一中足骨頭という、足の3つの大きな骨の間の面をだいたい覆うように描かれています。これは私たちの研究によると、ボールコントロールにとってとても重要とされるエリアであり、この部分が直感的にわかるようにしています」

NSRLのテストでは、この三角の下部でボールを受けるほど、アタックを始めるときのボールコントロールがより正確になることが確かめられたという。

「このファントムのデザインについて考えているとき、きついスペースをすり抜けながら、同時に他の選手には見えていないアタックレーンを描くことができるようなプレイヤーを思い浮かべていました」

また、デザインには少人数制フットボールの影響も受けているとウッドマンは語る。

「私たちが思い描くファントム ビジョンを着用する選手は、ポジションがしっかりと確立されていない環境でもやすやすと動き回り、足でボールを取り回ししながら縦横無尽に動き回ることに慣れているプレイヤーです」

従来のスパイクのデザインはスケッチから始まることがほとんどだったが、『ファントム ビジョン』は、今までとは違うより良いもの作るため、ブーツの内部から構造が考えられている。今後、他のNikeフットウエアにも用いられる、新しい独自の製法に繋がっていくようだ。

デヴィン・デ・ブライネやフィリペ・コウチーニョらが着用する注目の新スパイク『ファントム ビジョン』。

日本ではコウチーニョが持っているブラックアウトバージョンと初期カラーのウルフグレー×ブラック×ライトクリムゾンが、8月2日に発売される。

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