『ItaSportPress』は20日、「アヴェッリーノがセリエBに登録することはできなかった」と報じた。

アヴェッリーノは昨季セリエBで15位に入り、残留を決定させていた。しかしこの夏に経営危機が明るみになり、リーグ組織から登録が拒否されていた。

チェゼーナやバーリが破産する中で投資家を求める猶予を与えられていたが、その期限までにアヴェッリーノも条件を満たすことができなかった。

アヴェッリーノは破産はしていないものの、財務保証が確認されなかったことから、セリエBからアマチュアのセリエDまで降格することになった。

今後アヴェッリーノはイタリアオリンピック委員会(CONI)にこの裁定に対する控訴を行うことが可能である。

チェゼーナ、バーリに続き、セリエBでは今季3チーム目の登録失敗となる。

その穴をどのチームが埋めるのかを今後リーグ組織が決めなければならない状況となっている。

また、セリエAではパルマとキエーヴォが現在降格処分を言い渡される可能性があり、前者は八百長疑惑によって、後者は不正な選手の取引によって危機に直面している。

今季イタリアではすでにバーリ、チェゼーナ、モデナ(セリエB)、ヴィチェンツァ、アクラガス、メストレ、レッジアーナ、アンドリア(セリエC)が経営破綻した。

セリエCでは他にもクネオ、マテラ、プロ・ピアチェンツァ、ルッケーゼなどが破綻の可能性に直面している。

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