『Evening Standard』は12日、「ティボー・クルトワの代理人は、レアル・マドリーへの移籍は家族の問題だったと話した」と報じた。
今夏のマーケットでチェルシーからレアル・マドリーへの移籍が決定し、先日スペインのファンの前でお披露目が行われたベルギー代表GKクルトワ。
彼はアトレティコ・マドリー時代に出会ったスペイン人女性と結婚し、二人の子供を授かったものの、その後離婚。元妻は子供を連れてマドリードへと戻っていた。
代理人は『BBC』に対して以下のように話し、家族の問題がなければチェルシーに残っていたと宣言した。
クリストフ・ヘンロタイ(代理人)
「もし家族がロンドンに住んでいれば、まったく違ったことになっていただろうね。
彼はチェルシーに残っていただろう。退団する理由は何もなかった。トロフィーも獲得できた。
残念ながら、彼の子供は母親とともにマドリードに住んでいる。
彼はチェルシーとの契約が残っていたし、あとはクラブに依存していた。
しかし、その満了の日が近づくに当たって、チェルシーはレアル・マドリーとの取引をすることに関心を持った。そして、彼らはそうした。
彼らは非常に早くそれをまとめたし、ともに容易に取引した。これは人道的な状況と理解してね。
これはファンへの背信行為ではないし、理想的ではない状況で最高の状況を得るためのものだ」