東京都1部リーグの南葛SCは22日、元日本代表MF福西崇史が加入したことを発表した。
葛飾区を本拠地とする南葛SCは1983年に「常盤クラブ」として設立され、2013年11月、『キャプテン翼』の作者で、葛飾区出身である高橋陽一氏を後援会会長に迎え、漫画に登場するチーム名へと改称された。
福西さんが南葛SCに加入してくれました! 南葛SCにとっては、イニエスタ選手がヴィッセル神戸に加入したのと同じくらい大きなことだと感じています。これをきっかけに、南葛SCがより多くの人に注目され、応援されることになればうれしいです!#南葛SC#福西崇史 pic.twitter.com/QUyQExz1Bw
— 高橋陽一 Yoichi TAKAHASHI (@0728takahashi) 2018年8月22日
一方、41歳の福西はジュビロ磐田の黄金期を支えた守備的MF。日本代表としても64キャップを記録し、2002、2006年のワールドカップに出場した。
2008年を最後に現役を退き、その後は指導者や解説者として活躍。2016年にはJFA公認S級ライセンスを取得している。
その福西は現役復帰した理由について、
「南葛SCに深く関わられている高橋陽一先生から熱烈なオファーをいただいたこと。多くのサッカー選手と同じく、『キャプテン翼』を読んでサッカーにハマった自分としては、“リアル南葛SC”でプレーできるということが、本当にうれしいです」
と“キャプ翼”の影響だったことを明かし、
「10年ぶりのピッチ復帰ということで、もちろん、当時のようにはプレーできませんが、やるからにはチームの役に立てるよう、しっかりと身体を作って臨むつもりです。」
と抱負を語った。