『Mirror』は23日、「元イングランド代表FWカールトン・コールが破産した」と報じた。
カールトン・コールは1983年生まれの34歳。チェルシーの下部組織で育成され、若くしてクラウディオ・ラニエリ監督に見出されたことで知られるストライカーだ。
2006年に移籍したウェストハム・ユナイテッドでは長くプレーし、250試合以上に出場するなど、クラブのレジェンド的存在に。2009年からはイングランド代表にも選ばれていた。
その後はセルティックとペルシブ・バンドン(インドネシア)でプレーしていたが、昨年退団してからはフリーの状態となっている。
記事によれば、彼は今回ロンドンの高等裁判所で判決を受け、破産宣告を受けたとのことだ。
16年のサッカー選手としてのキャリアで数百万ポンドの収入を得ており、一時は週3万ポンド(およそ430万円)を稼いでいたとのこと。
カールトン・コール
「若い選手に助言する責任があると思う。残念ながら、私はキャリアの後半に至るまで、何が起こっているかを理解していなかった」
なお、コールはこれから指導者として活動する予定で、ロンドンで『CCTwelve Football Academy』という育成機関を立ち上げるとのこと。