インドネシアで開催されたアジア競技大会。サッカー男子、そして野球でも韓国が決勝で日本を破って優勝する結果となった。

『中央日報』などによれば、サッカーでは20人が、野球では9人が兵役免除になったとのこと。

野球代表には、日本の中日ドラゴンズでもプレーしたリー・ジョンボム氏の息子イ・ジョンフ選手も含まれていたそうだ。

ただ、『hani.co.kr』によると国内では兵役免除を巡って様々な意見が出ているという。

韓国の野球代表メンバーは日本などとは異なりプロ選手で固められており、優勝が有力視されていた。そのため、サッカーよりも金メダル獲得が楽なはずの野球の「代走」としてソン・フンミンを選んでは?という仰天案さえあったとか。

そのうえで、アジア大会では各国の選手選抜基準が一定ではないため、より制覇が難しい世界大会優勝で兵役免除にすべきという話も出ているそう。

また、サッカーと野球という2大人気スポーツとそれ以外の競技との“格差”や、代表メンバーの人選についても問題が指摘されているようだ。

さらに、スポーツ選手の兵役免除など独特なシステムは、もはや有効ではないとの指摘も出ている。

「スポーツ大会でのメダル獲得で兵役免除を与えるのは、今の時代にそぐわない。

そもそも国際大会がないために、兵役免除を受けられない(競技の)選手たちもいる。

一般の人々も30~40代で社会的安定を求めるように、スポーツ選手たちは全盛期である20代に生活基盤を築けるよう、必要に応じて兵役に就くのを30代中盤まで延ばせる方策などを考えなければならない」
「スポーツ選手の兵役免除問題は非常に難しく解決するのは難しい。それだけに社会的な合意が必要になる。

感情的な批判や擁護から抜け出さなくてはいけない。

これを機会にスポーツ選手の兵役免除についてより高い次元での議論が行われるべきだ」