8月24日の早朝、ポルシェ・パナメーラを運転していたウーゴ・ロリスが飲酒運転のために逮捕された。
車両の中には吐瀉物も発見されていると伝えられており、ロリスからは法律上の運転制限に当たる量の2倍以上のアルコールが検出されていた。
『Irishexaminer』はその裁判の模様を以下のように伝えており、その時ロリスはもはやまともに運転できる状況ではなかったことが明らかになった。
アランダ・バロン弁護士
「これは誰もが知っているようにとても深刻な犯罪である。自分だけではなく、同乗者の命をも危険に晒す。
他の自動車やロンドン中央エリアの歩行者に大きなダメージがなかったことは、純粋に幸運だったという他ない」
ヘンリー・フィッチ捜査官
「午前2時20分になろうとする頃、パトロールをしていた警官が注目すべきポルシェを一台発見した。
その車は奇妙な動きをしており、30マイル(およそ48km/h)制限の道路を15マイル(およそ24km/h)で走っていた。
駐車車両に向かって何度も走り、衝突する直前で回避していた。そして赤信号を無視していた」
デイヴィッド・ソン弁護士
「被告人は2名の友人とともにレストランに行った。タクシーを予約してあったがそれがキャンセルとなり、ロリスが運転するよう促した。これは賢明ではない多数の決断の最初のものだ。
2時までにロリスは完全に酔っていた。そのため、彼は車両を残して帰るべきだった。しかし彼が私に言ったように、酔っている間にはミスを犯す可能性がある」
なお、ロリスには5万ポンド(およそ730万円)の罰金、裁判費用の支払い、そして20ヶ月間の運転禁止命令が下されたとのこと。