『L'Equipe』は14日、「プロサッカー界から引退した元フランス代表MFリオ・マヴバは、メリニャック=アルラクに加入した」と報じた。
リオ・マヴバは1984年生まれの34歳。アンゴラ出身の両親が亡命中に生まれたことから、出生地が公海上であるというデータが有名なフランス代表選手だ。
ボルドーの下部組織で育成され、その後ビジャレアルを経てリールへと移籍。そこでフランスリーグ優勝を果たすなどキャリアの黄金期を過ごした。
昨季はチェコのスパルタ・プラハと3年契約を結んだものの、それを1年で解除して先日現役を引退することを発表。
しかしスパイクを脱ぐのではなく、かつてボルドー時代に友人だったアントワーヌ・ヴェルジュの誘いでメリニャック=アルラクというクラブに加入したという。
メリニャック=アルラクは現在ナショナル3と呼ばれている5部のアマチュアリーグに所属しており、グループAで14チーム中10位に付けているクラブだ。
マヴバはサッカー選手としてのキャリアを始めたボルドーに住んでおり、メリニャックはその隣町にあたる地域である。
今後マヴバは解説者としての活動もスタートさせる予定となっており、アマチュアとしてプレーしながらのセカンドキャリアになりそうだ。