『Sport Mediaset』など各メディアは7日、「ラツィオのサポーターは、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチとルイス・アルベルトを批判するバナーを掲げた」と報じた。
今季セリエA開幕からなかなかの成績を残しており、上位に付けているラツィオ。しかし、直近の2試合では厳しい結果が連続した。
ローマとのダービーマッチでは3-1で敗北し、さらに直後のヨーロッパリーグではアイントラハト・フランクフルトに4失点を喫している。
ラツィオのサポーターはシモーネ・インザーギ監督や一部の選手の態度に不満を持っているとのことで、7日のフィオレンティーナ戦前に幅数十メートルに及ぶバナーを掲げたという。
Striscione della Curva contro #Milinkovic e #LuisAlberto #LazioFiorentina
— Marco Corsini (@Marc_Way) 2018年10月7日
Uno striscione del tutto inadeguato, completamente fuori luogo, sbagliato. Mah. pic.twitter.com/QWL3Cz9AYU
そこには「ミリンコヴィッチとルイス・アルベルト、お金のためだけの偽物のタレント」と書かれており、2名の選手を痛烈に批判している。
セビージャから関心を受けていると伝えられるルイス・アルベルトは現在契約交渉を行っており、年350万ユーロ(およそ4.6億円)の給与とボーナスの追加を求めていると言われている。
一方セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチは先日契約を更新し、期間は2023年まで、給与は年300万ユーロ(およそ3.9億円)で合意に至ったという。
確かに両者は今季それほど活躍は見せられていない。特にルイス・アルベルトはスタメンから外れており、ピッチ外の問題に気を取られているのではないかという報道もあった。さらに公式戦2連敗ということもあって、ファンの反感はかなり高まっていたようだ。
ただ、ラツィオは7日の試合でフィオレンティーナを相手に1-0と勝利し、セリエAでは4位に浮上。これでファンの反感は収まるのだろうか?