『L'Equipe』は8日、「ジネディーヌ・ジダンが1998年W杯の決勝で着用したというユニフォームが、オークションから取り下げられた」と報じた。

先日、10月13日のオークションで販売されることが決まった商品が大きな話題になった。

この競売では多くのフランス代表ユニフォームが出品されており、その中でも目玉と言えるものがジネディーヌ・ジダンの1998年モデルだった。

それはなんと1998年W杯の決勝ブラジル戦の前半で実際に着用されたもので、しかもそれ以来洗濯をしていないというユニフォーム。2万~4万ユーロ(およそ260~530万円)で落札されると予測されていた。

しかし、オークションを週末に控えた8日、運営会社のウェブサイトからこのジダンのユニフォームが消えたという。その理由は「真贋の詳細を調査するため」だそう。

これはジネディーヌ・ジダンの家族から提供されたものと発表されているが、その詳細については非公開となっている。

現在このユニフォームについてはコレクターらからその真贋に疑問を呈されており、オークション側はさらなる調査を行うことを決めたとのことだ。

なお、ジダンのユニフォームは他にもオークションに掛けられており、2001年10月6日のアルジェリア戦で着用したものが3000ユーロ(およそ39万円)から競売されている。

これは、その試合に出場していた元アルジェリア代表MFオーマル・バルベイから提供されたことが明らかにされているため、本物であることが確認されているそうだ。

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