ミゲル・カマルゴ

リオ五輪世代のU-23代表で10番を背負ったカマルゴが、今回、日本でもパナマ代表の10番を付ける。

エルサルバドルやベネズエラ、元フランス代表パトリック・ヴィエラ監督(現ニース)が率いたニューヨーク・シティでのプレー経験もある25歳は、パナマ人としてはやや珍しく、個人での打開力は乏しいものの足元の技術やパスを得意とする。

キックの強さも武器で、2016年コパ・アメリカ・センテナリオのグループステージ最終節チリ戦では、その強烈なシュートがGKクラウディオ・ブラボを強襲し、世界的名手のミスを誘ってゴールを奪った。

ボリージョ・ゴメス前監督からも評価されていたが、ワールドカップ前の負傷で本大会の出場を逃すことに。その悔しさをバネに、新チームでは存在感を見せたいところだ。