先日、日本代表と激闘を演じたウルグアイ代表のキャプテンであるDFディエゴ・ゴディン。
アトレティコ・マドリーでも主将を務める彼は、リーガ第12節アスレティック・ビルバオ戦で劇的な決勝ゴールを決めた(動画4分22秒~)。
後半アディショナルタイムに頭で押し込んだゴディンだが、足を引きずっている。
実は2失点目を喫した後半19分の時点で負傷していたのだ。だが、すでに交代枠を使い切っていたことから、ベンチに下がることができず。最終ラインから最前線のFWにポジションを上げて、プレーし続けていたのだ。
そんな状態で決勝点を決めたしまうのだから、なんとも凄い。『AS』によれば、試合後にこう明かしていたそう。
ディエゴ・ゴディン
「イニャキ・ウィリアムスにゴールされたシーンで壊れてしまった。追走できなかったね。
グリーズマンにキャプテンマークを渡して出て行こうとしたんだけど、交代枠が残っていなかったので留まることになった。
チョロ(シメオネ監督)からは前線にいろと言われたよ」
「(それでも決勝点を決めたことについて)フットボールは比類ない瞬間を与えてくれるね。
まだ多くの時間が残っていたのは事実だし、下がるのがいいと思ったけれど、チームを助ける何かができるかもとも思っていたんだ」
これぞ闘将!という魂のこもったプレーでチームを3-2の逆転勝ちに導いたが、その代償は大きかったようだ。
チームは「左太腿を負傷。今後検査を行う」と発表したが、ゴディン自身は「離脱するのは分かっている。20日間か1か月くらいだろう」とコメント。もしそうなれば、今月末のバルセロナ戦、CLモナコ戦は欠場することになる。