前代未聞のバス襲撃事件によって、混迷状態になっているボカ対リーベルのコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグ。常軌を逸した行動だったが、アルゼンチンの人達はどう感じているのか。
同国の出身者であるトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督がこの件について言及した。
『football.london』によれば、会見の席で何が問題なのか?と聞かれるとこう述べたという。
マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム監督)
「文化的な問題だ。1つのクラブやもうひとつのクラブ(だけの問題だ)と言うことはできない。
何年も前のイングランドでも同じ問題があったよね?強い決定がそれを変えた。
今ではスタジアムにフットボールを見にくるのは素晴らしいことになった。
(イングランドに比べると)アルゼンチンはまだほど遠い。
我が国と人々は素晴らしいよ。でも、いまだに多くの問題がある。
文化的なものだ。私には変える方法は分からない。政治家や人々にとっても変えることは非常に難しい。
自分に何が言えるのかも分からない。問題を正すために最初にするべき決定や、何から始めればいいのかも分からない。悲しい、とても悲しいよ。
起こった全てのことを目にするのは残念なことだ。
アルゼンチン人、街、人々、この国の99パーセントは素晴らしいと思う。全アルゼンチン人が同じだとは言えないよ。
(今回の事件で)世界中に与えたイメージはひどく悪い。
文化的なものだ。(変えるのは)非常にタフな仕事になるだろう。変わるのかも分からない」
国民のごく一部が起こした問題としつつ、文化的なものであるために、変わるのは簡単じゃないと語っていたようだ。
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