『Bild』は5日、「バイエルン・ミュンヘンで会長を務めているウリ・ヘーネス氏は、ユヴェントスがクリスティアーノ・ロナウドを獲得したことについて話した」と報じた。
今夏、クリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリーからユヴェントスへと電撃移籍。その取引額は1億ユーロを超えるものになった。
バイエルン・ミュンヘンのヘーネス会長は以下のように話し、自分たちならばそんな金は払わないと指摘したという。
ウリ・ヘーネス
「クリスティアーノ・ロナウドは33歳。古株だ。
彼を獲得しようと思えば1億ユーロになるだろう。その取引は、我々がこれまでやったことのないものだよ。
もし彼が24歳ならば、我々は目を閉じて契約を完了させただろうけどもね」
なお、バイエルン・ミュンヘンのCEOを務めているカール=ハインツ・ルンメニゲ氏も以前以下のように話していた。
カール=ハインツ・ルンメニゲ
「選手の価格が高騰するならば、それはマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンの責任だ。
レアル・マドリーを見れば、彼らはこの数年それほどお金を使っていない。チャンピオンズリーグを勝つために狂ったお金は必要ないと。そして、我々の哲学もそうである。
クリスティアーノ・ロナウド?私は驚いたよ。アンドレア・アニェッリ(ユヴェントス会長)があの取引をしたことにね。ただ、それはユヴェントスの観点では辻褄が合う。
イタリアのサッカーはこの数年地に落ちてしまっていた。しかし、我々は33歳の選手にそのような投資をしたことはない」