『Reuters』は9日、「アフガニスタンサッカー連盟会長のカラムディン・カーラム氏ら6名が、女子サッカー代表チームへの性的虐待疑惑で職務停止となった」と報じた。
この事件の報道がスタートしたのは昨年11月。『Guardian』が伝えたところによれば、FIFAがアフガニスタンの調査を始めており、スポンサーのHummelに契約を打ち切るよう促していたという。
元アフガニスタン女子サッカー開発チーフのハーリダ・ポパル、元代表コーチのケリー・リンジー、女子代表選手のミナ・アフマディ、シャブナム・ムバリーズらがFIFAに「連盟職員から性的虐待を受けた」と訴えたそう。
それは昨年2月に行われたヨルダンでのトレーニングキャンプで発生した他、アフガニスタンサッカー連盟の内部でもあったとのこと。
アフガニスタンサッカー連盟はこの疑惑を「根拠がない」と主張し、捜査に全面的な協力をすると申し出ていた。
しかし今回、アフガニスタン政府はカラムディン・カーラム連盟会長ら6名を職務停止とし、さらに疑惑の調査を進めることにしたとのこと。