編集部O
“監督力”から一番自信のあった湘南、清水、仙台の残留が当たってひとまず御の字。
川崎Fは後半戦の強さと今季ACLの試合内容から絶対評価で連覇を予想したが、さすがに2位と勝点12差がつくとは思わなかった。
大失敗はやはり降格予想。広島は終盤の成績から弁解の余地があるかもしれないが、札幌は2年連続の大外れ…。
もはやこの予想が原因で好成績を収めていると言えなくもなく、来年も引き続き札幌には厳しい目を向けていきたい(コンサナイズドされたミシャサッカーお見事でした!)。
編集部H
ハリルジャパンがW杯を控える中で迎えた今季のJ1は「強度」がより重んじられ、「和式パスサッカー」は苦戦すると考えていたように思う。
実際、強度に特化した広島が開幕から独走したことは、私の予想には反していたもののその潮流の上にあるかに見えた。
しかしその後ハリルが解任され、ロシア大会で“日本らしいサッカー”が見直されると、偶然か必然か、再開後は川崎Fや札幌のようなパスを得意とするチームが調子を上げ、強度を持ち味とする広島、C大阪、柏らは失速することとなった。
予想の結果は気にしていないが、潮目の変化を全く予期できなかったことについては、不明を恥じるほかない。
編集部T
実際の順位と予想で“二桁の誤差”が発生したケースは編集部の中では少なかったが、トータルでは恥ずかしい結果に。
良い意味で予想と大きくずれた広島は、スタートダッシュに驚嘆。城福監督が守備構築とトランジションに注力するチーム作りを行うことを読めなかったのも猛省するばかりだ。
一方、期待を裏切られた柏には「残念」と「何故」の二つの気持ちが交錯。
開幕二か月で下平監督を見切り、『望み』の薄い人材を内部昇格させた柏の人事は混乱を増長させる始末。岩瀬体制が「今季の柏の最高の二試合」になる結末も想像だにしていなかった。