14日に行われたオーストラリア・Aリーグ第8節、ブリスベン・ロア対メルボルン・ヴィクトリーの試合で、本田圭佑が今季5得点目を決めた。
13分にコスタ・バルバルーセズのゴールで先制したメルボルン・ヴィクトリーであるが、26分には本田圭佑のタックルがファウルと取られ、PKを与えてしまう。
リプレイでは本田の足が当たっていないことが確認されており、ファンからは「誤審だ」との声も…。しかし判定には変更はなく、ブリスベンが同点ゴールを奪取する。
しかしメルボルン・ヴィクトリーは32分にオラ・トイヴォネンのゴールで再び突き放すと、40分にはハンドでPKを獲得する。このキッカーを務めたのが本田圭佑だ。
動揺してもおかしくない判定がありながら、完全にGKの動きを見極めた冷静なシュート。左隅に流し込み、メルボルン・ヴィクトリーに3点目をもたらした。
なお、メルボルン・ヴィクトリーはその後42分にオウンゴールから失点するも、前半アディショナルタイムにバルバルーセズが追加点を奪い、スコアを2-4とする。
目まぐるしい展開となった前半とは逆に、後半は一度もゴールネットは揺れることなく、試合は2-4のまま終了。メルボルン・ヴィクトリーはこれでAリーグ5連勝を果たし、1試合消化が少ないパース・グローリーを抜いて暫定的な首位に立った。