フセイン・アル・シャハト(アル・アイン)
カイオやGKハリド・イーサらと共にアル・アインの快進撃を支えたのがエジプト人アタッカーのアル・シャハトであろう。
今年になってエジプト代表デビューと初の国外移籍を果たしたというやや遅咲きの26歳は、カイオと反対の右サイドを担当し、優れた機動力と北アフリカ人らしいドリブル技術で対峙する相手を切り裂き続けた。
エスペランス戦で超ゴールを決め、レアル・マドリーとの決勝でも前半にセルヒオ・ラモスとクルトワを“ちんちん”にした。あの場面で彼がゴールを決めていれば試合は違った結果になったかもしれない。
華奢な体格で若手とも言えない年齢であるが、欧州の舞台で見てみたい選手だ。