全ての日程を消化してオフシーズンに入ったJリーグ。
今年は大物外国人の獲得もあり例年以上に移籍の動向が盛り上がっているが、海外クラブからJクラブへのオファーも幾つか報道されている。
そこで今回は、具体的なクラブの名前は挙がっていないものの、今冬の海外移籍がありえそうなJリーガーを取り上げてみよう。
北川航也(清水エスパルス)
今シーズンはリーグ戦で13得点を挙げ、一気にブレイク。これは日本人選手としては3番目に多い数字で、特に終盤戦の勢いは誰にも止められなかった。
その活躍が認められ、10月のキリンチャレンジカップに追加招集ながら日本代表に初選出されると、先日発表されたアジアカップに臨む日本代表メンバー入りも果たした。今最も波に乗っている男だ。
日本代表では練習から海外組との差を痛感しており、その差を埋めるために本人は海外移籍に非常に前向きである。来シーズンも清水エスパルスとの契約を残しているが、海外挑戦への意欲はクラブ側にも伝えており、早ければ今オフにも移籍が成立するかもしれない。
憧れと語る岡崎慎司は24歳でヨーロッパへ渡ったが、北川はまだ22歳。目標の先輩を超える可能性は十分にある。