シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
今シーズンはシーズン途中から守護神の座に就き、日本代表デビューも飾った。今も伸び続けているという2m近い身長は海外でも十分に武器となる。
さらに魅力なのが、長身でありながら足下の技術に秀でる点である。このような選手は海外でも珍しく、ティボー・クルトワやペトル・チェフら195㎝を超える選手は球出しに難があるケースが多いが、シュミットはビルドアップの局面でも強みを発揮する。
本人は海外移籍への意欲が高く、今すぐにでも行きたいと語っている。これまで日本人ゴールキーパーは体格的な問題から海外挑戦が避けられてきたが、本人よりさらに身長が高いといわれるアメリカ人の父親譲りの高さを持つシュミットには関係ない。
日本代表でも守護神の座を射止めるために、新たなチャレンジに挑んで欲しいところだ。