現在アーセナルのユニフォームにはソマリア観光庁のスポンサーロゴが入っていることで知られている。
イングランドのサッカーはもはやグローバルな影響力を持っており、様々な国からスポンサーが集まっている。
そして先日デビューしたのが『Visit North Korea』。北朝鮮へのツアーを展開している旅行会社だそう。
イングランドの6部リーグに所属しているブライス・スパルタンズの本拠地クロフト・パークでこの看板が設置され、サポーターの間で大きな話題になった。
Blyth Spartans have acquired a 'Visit North Korea' advertising board at Croft Park. So many questions.#NonLeague pic.twitter.com/WWhgVnk2Lx
— Non League Nomads (@Nonleaguenomads) 2018年12月26日
なお、ブライス・スパルタンズのコマーシャルマネージャーであるマーク・スコット氏によれば、この契約は「北朝鮮政府は関与していない」とのことだ。
北朝鮮はかつてイングランドで行われたワールドカップに出場し、イタリアを撃破するというアップセットを成し遂げたことがある。その会場はブライス・スパルタンズの本拠地から1時間ほどのミドルズブラだったため、多少縁がある地域なのだそう。
ただ、やはり「人権侵害が広く伝えられている国の…」という声もあるとのことで、『奇妙な広告』として歴史に残るものになりそうだ。
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