かつてウィークポイントとされたものの、今や大激戦区と化している日本代表のセンターバック。

この1年だけで5名もの日本人が欧州へと旅立っており、なかでもその先陣を切った20歳の冨安健洋はアジアカップでMVP級の働きを見せた。

しかし、国内には彼らの才能に勝るとも劣らない怪物級のセンターバックたちが控えている。今回はそんな5名を紹介しよう。

立田 悠悟(清水エスパルス)

立田は「吉田麻也の後継者」となる可能性を大いに秘めている。

昨年のアジア大会で冨安、中山雄太が不在のなか、DFリーダーとして銀メダル獲得の立役者に。決勝の韓国戦では、ソン・フンミン、ファン・ウィジョらワールドクラスのFWを相手に流れの中で決定的な仕事をさせなかった。

清水では右サイドバックで起用されているものの、189cmという圧倒的な高さを生かした空中戦、速度のあるフィードやカバーリング能力はセンターバックとして使わなければ宝の持ち腐れになる。

アジア大会でともにプレーした板倉滉がマンチェスター・シティと契約したことについて、彼も何か思うところがあるはずだ。