日本代表FW中島翔哉は、4日に自身のブログを更新。今冬のマーケットでポルティモネンセからアル・ドゥハイルに移籍した理由について語った。

欧州のクラブから関心を受けていた中島翔哉だったが、移籍金の問題で交渉は合意に至らず、最終的に3500万ユーロ(およそ45億円)を投じたカタールの強豪を新天地に選んだ。

それを決断するに至った理由とは何か?中島翔哉は以下のように書いている。

中島翔哉

「今回カタールのアル・ドゥハイルへ移籍することはポルティモネンセや代理人が決めたことではなく、自分の意思で決めました。

そして、それに同意し、移籍を実現させてくれたポルティモネンセと代理人、そして家族には心から感謝しています。

ポルティモネンセは加入当初から僕に対して常に家族のように接してくれましたし、初めての海外クラブでのプレーでしたが、ストレスなく本当に楽しくサッカーをすることができました。

僕が移籍する時に大切にしていることは、お金や名声、リーグのレベルやチームの知名度ではなく、一般的な知名度やレベルを一度忘れて、自分の目で見て、自分の中でそのチームの強さを決め、自分のプレースタイルに合っているかどうかを見極めることです。

なぜなら、強いチームやとても有名なチームであってもその時の自分に合っていなければ意味がないですし、チームやリーグのステップアップが必ずしも自分にとってのステップアップになるわけではないと思っているからです」

また、アル・ドゥハイルへの移籍を決断するまでにはカタールを2度訪問し、ルイ・ファリア監督の考えやチームの雰囲気をじっくりと検討していたとも。

欧州内ではなくアジアの強豪チームでキャリアを積むことを選択した中島翔哉。その未来に幸運があることを祈りたい。

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