なでしこジャパンも参戦する今年のFIFA女子ワールドカップは6月にフランスで開幕を迎える。
FIFAは昨年の男子W杯で史上初めてVARを採用した。だが、今年の女子W杯でも採用するかはいまだに明らかにしていない。
そうした中、「女子W杯の審判たちは今後2週間に渡ってVARのトレーニングを受ける」と『AP』が伝えた。
これは、今大会でのVAR導入をFIFAが認めることを前提にした動きだとも。27人の主審と47人の副審はカタールでVARのセミナーと試合を行う見込みとのこと。
FIFAが女子W杯でのVAR導入をいまだに決定していないことには批判も起きていた。アメリカ女子代表のジル・エリス監督は、女子選手たちが女子最大の大会において(男子と)平等な権利を持っていなければ、「侮辱的」になるだろうと述べていたという。
なお、主審と副審は女性が務める一方、VARを担当するのは大部分が男性審判になるようだ。
日本はグループステージでイングランド、スコットランド、アルゼンチンと対戦する。