2019年シーズンが開幕したJリーグ。

J史上に残る優良外国人助っ人のひとりと言えば、ドラガン・ストイコヴィッチだろう。1994~2001年まで名古屋グランパスで活躍した“ピクシー”だ。

そのストイコヴィッチやゼリコ・ペトロビッチ(当時浦和レッズ)を擁した1998年ワールドカップのユーゴスラビア代表にある疑惑が浮上した。

『Globo』によれば、元ユーゴスラビア代表のデヤン・ペトコヴィッチが賄賂での代表選考があったと暴露したそう。

デヤン・ペトコヴィッチはキャリアの大半をブラジルで過ごしたことで知られる。彼は自分が1998年のワールドカップに出場できなかったのは、金を支払わなかったからだと述べた。

デヤン・ペトコヴィッチ(元ユーゴスラビア代表)

「5,6人の選手は支払ったと聞かされた。

もし支払えば、行けると。

代表チームから直接ではなく、仲介人から(聞かされた)。

そして、パウロ・カルネイロ(当時のヴィトーリア会長)に話したら、彼はもし行けるのなら2倍払うと言った。

私は言ったよ。その支払いは自分のポケットに入れるので、自分は行けないだろうとね」

その当時、ブラジルのヴィトーリアでプレーしていたペトコヴィッチ。会長に相談したものの、結局は金を支払わなかったようだ。これはあくまで彼が聞いた話ではあるが…。

なお、ストイコヴィッチらユーゴスラビア代表がイヴィチャ・オシム監督のもとで戦ったワールドカップは1990年大会である。

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