マンチェスター・シティとのカラバオ・カップ決勝を戦ったチェルシー。6-0で惨敗した相手に2週間前のリベンジを狙ったものの、PK戦の末に準優勝に終わった。

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0-0で迎えた延長後半には守護神ケパが交代を拒絶。前代未聞の出来事として話題になっている。

『BBC』によれば、マウリツィオ・サッリ監督はケパについてこう述べていたという。

マウリツィオ・サッリ(チェルシー監督)

「私は問題を勘違いしていた。状況を把握できたのは、ドクターがベンチに到着した時だった。

大きな勘違いだった。GKは痙攣しており、PK戦は無理だろうと私は思っていたからだ。

だが、あれは痙攣ではなく、PK戦をやれた」

「(一旦トンネルに向かった理由は)

落ち着く必要があった。

フィジカルの問題で交代させようとしていたことを彼は分かっていた。彼はフィジカルに問題はないと言った。彼が正しかった。

ドクターが来た後に私は把握した。

彼(ケパ)と話したが、それははっきりさせるためだ。今は状況を理解しているからね」

自分が状況を誤解していたと釈明。彼に対して懲戒処分を科すつもりもないようだ。実は試合前からハムストリングに問題を抱えていたケパは、試合中に手当てを受けていた。

この件について、元チェルシー主将ジョン・テリーは「彼(サッリ)は彼の選手を守った」と語っている。

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