12日に死去したゴードン・バンクス氏。1966年のワールドカップでイングランド代表の優勝に貢献した伝説のGKは、81歳でその生涯の幕を閉じた。
古巣のストーク・シティは、クラブのレジェンドである偉大なGKの死を悼み、特別なGKキットを発表。23日のアストン・ヴィラ戦でジャック・バトランドが着用した。
ストークがここまでで唯一獲得したタイトルは、バンクス氏が正GKを務めていた1971-72シーズンのリーグカップだ。
Stoke City 2019 'Gordon Banks Tribute GK Kit'
追悼モデルはエンブレム、メーカーロゴ、スポンサーロゴを外し、バンクス氏がストーク時代に着ていたキットを再現したシンプルな一着。ちなみに通常のGKホームキットはブルー。
シャツ前面の左裾にはバンクス氏を追悼し、「Gordon Banks RIP 30/12/1937 - 12/02/2019」を刺繍。
ヴィラ戦でバトランドが着用したキットは、上からグリーン/ホワイト/ホワイトの組み合せ。これはバンクス氏のストーク時代と同じスタイルだ。なお試合は1-1の引き分けに終わっている。
このシンプルなシャツは既製品の間に合わせではなく、サプライヤーのMacronが大急ぎで仕立てた完全オリジナルのシャツだったという。
A lot of hard work has gone into creating the goalkeeper's jersey for today's match.
Special thanks to @MacronSports for all your hard work. pic.twitter.com/0cXV1svTif
— Stoke City FC (@stokecity) 2019年2月23日
クラブは急遽対応したMacronに対し、ツイッターで感謝の意を表している。