5日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ開幕戦を迎えた鹿島アントラーズは、ホームでマレーシアのジョホール・ダルル・タクジムと対戦した。

鈴木優磨が長期離脱となっている前線には金森健志を起用し、セルジーニョとの2トップに。左には山口一真、右には遠藤康という前線となった。

ジョホールは4-1-4-1で鹿島のシステムに合わせてきた。しかし、セルジーニョが下がってワンボランチのエリアでボールを受けられること、左の山口が対面の勝負に勝てていることで、鹿島は優位性を保って試合を進める。

14分にはセルジーニョのPKが止められてしまうという場面もあったが、前半終了間際、この試合では右サイドバックに起用されていた平戸太貴のアーリークロスがそのままゴールインするという形で先制点を奪取。

さらに後半開始から10分というところで、セルジーニョが相手のクリアをバイタルエリアで掻っ攫い、左足でゴール左上隅に叩き込んだ。

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80分にはセットプレーから1点を返され、さらに終盤にはいくつかのピンチを迎えたものの、最後まで鹿島はリードを守り切ることに成功した。

AFCチャンピオンズリーグ前回王者の鹿島アントラーズは、次節は12日に中国に乗り込んで山東魯能と対戦する予定だ。

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