現在アメリカ遠征中のなでしこジャパンが戦っているシービリーブズカップ。

アメリカ、ブラジル、日本、そしてイングランドという女子の強豪国が集まって行われている親善試合のトーナメントだ。

なでしこジャパンは27日にアメリカと2-2で引き分け、2日に行われたブラジル戦で3-1と勝利するなど、好調なパフォーマンスを見せている。

そしてこの大会でもう一つ話題になったのが、2日にアメリカ女子代表チームがイングランド戦で着用したユニフォームだ。

23名の選手のユニフォームには、それぞれが選んだ尊敬する女性たちの名前がプリントされている。その一覧は以下の通りだ。

  • ジェニファー・ローレンス(女優)
  • サリー・ライド(初の女性宇宙飛行士)
  • セレーナ・ウィリアムズ(テニス選手)
  • キャリー・アンダーウッド(カントリーミュージシャン)
  • エレーナ・デレ・ダン(バスケットボール選手)
  • ブリアナ・スカリー(サッカー選手)
  • ドリス・バーク(ジャーナリスト)
  • J・K・ローリング(作家)
  • マララ・ユサフザイ(人権活動家)
  • マヤ・アンジェロウ(詩人)
  • ミア・ハム(サッカー選手)
  • アビー・ワンバック(サッカー選手)
  • ロビン・ロバーツ(バスケットボール選手、ニュースキャスター)
  • ヘザー・オライリー(サッカー選手)
  • ソジャーナ・トゥルース(奴隷解放活動家)
  • ビヨンセ(ミュージシャン)
  • オードリー・ロード(作家、公民権活動家)
  • ルース・ベイダー・ギンズバーグ(アメリカ合衆国最高裁判所陪席判事)
  • ケイティー・ソワーズ(NFLの女性アメフトコーチ)
  • ティナ・フェイ(女優、脚本家)
  • ジェシカ・メンドーサ(ソフトボール選手)
  • マザー・テレサ(修道女)

【関連記事】「2018年女子サッカー選手ベスト100」なでしこから2人が選出!

なお、ミーガン・ラピノーが選んだのはオードリー・ロード。アレックス・モーガンはアメリカ代表の「偉大な先輩」でもあるアビー・ワンバックを背負った。

まさにアメリカらしい企画。各選手のパーソナリティを強調しつつ、文化や歴史へのリスペクトを表現したユニフォームだ。『SheBelieves』は2015年から始まったキャンペーンで、明日の女性リーダーを奨励、支援していこうというもの。まさにスポーツと文化が一致した活動といえる。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい