『FRANCE 24』など各メディアは、「イタリア代表FWモイーズ・キーンは、父親の発言に反論した」と報じた。

先日イタリア代表にデビューを果たし、フィンランド戦、リヒテンシュタイン戦で連続ゴールを決めたモイーズ・キーン。「NEXTバロテッリ」とも呼ばれた新星は19歳で結果を残してみせた。

彼が母子家庭で育ったことは有名であり、父親のビオルはユヴェントスに対して「トラクターをくれないと退団させる」と脅していたことで知られている。

さらに今回彼は『Rai』のラジオ番組に出演して以下のように話し、モイーズはもともとインテルのファンであり、ユヴェントスに送ったのは自分だとも明かしたそう。

ビオル・キーン

「息子のモイーズはインテルファンとして育った。オバフェミ・マーティンスを愛していたし、彼のシャツを求めていた。

そして彼はトリノでプレーしていた。しかし私が彼をユヴェントスへと送った。なぜなら、私がユヴェンティーノだったからね。

ユヴェントスに問題はあるが、私は満足しているよ。彼らは私に全くチケットをくれない。

まあ、私はモイーズの母とは別れている。彼女はかつて息子をイングランドに送ろうとしていたがね。

私がモイーズをイタリアに残すことを約束した。しかしその代わりにトラクターを2台もらうことになっていたんだがね。彼らはそれをまだくれない。チケットもくれない、電話にも出ないね」