開幕戦で鹿島アントラーズを撃破するなど、今季のJ1で旋風を巻き起こしている大分トリニータ。

先週末にホームで行われたサンフレッチェ広島との試合は、同じシステムを採用する相手の老獪な戦いに苦しみ、持ち味を出せないまま0-1で敗れてしまった。

ただ、後半にはMF小塚和季の“50メートル級”パスからこんな場面も!

パスを受けた松本玲のクロスは広島の若きGK大迫敬介に防がれ藤本憲明に届かなかったが、たった一本で決定機へと繋がる見事な超ロングスルーパスであった。

この冬、甲府から加入した小塚は基本的には2シャドーの一角に入っているものの、横浜F・マリノス戦では3センターの位置へ下がり、マリノスの看板である「アラバロ-ル」の戦術を見事に封じてみせた。

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これまでJ1では活躍できなかったがそのキック能力は高く評価されており、レノファ山口時代にはベッカム級のゴールを決めたことも。

今回の場面は、味方が右サイドに張っていることをチームが共通して認識いたからこそ生まれたものであるが、大分ともども好調の24歳のプレーにも注目したい。

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