『SB Nation』は4日、「チェルシーのブラジル代表DFダヴィド・ルイスは、ブラジルとカタールからのオファーを断った」と報じた。

現在チェルシーとの契約が今季限りになっているダヴィド・ルイス。クラブは方針により30代の選手とは原則的に単年となり、まだ延長は行われていない。

その彼に対して、生まれ故郷であるブラジル、そして高い資金力を持っているカタールのクラブからオファーが来ているそうだ。

一つはブラジルのパウメイラスから。ルイス・フェリペ・スコラーリ監督が率いており、コパ・リベルタドーレスでの優勝を目指してダヴィド・ルイスの獲得を熱望しているそう。そのため年俸1000万ユーロ(およそ12.9億円)という莫大な額を提示して誘っているという。

カタールの方のクラブ名は明らかになっていないが、そのオファーの額は3年で4000万ユーロ(およそ51.4億円)というかなりのものなのだそうだ。

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しかし、ダヴィド・ルイスは「ヨーロッパにいれば2022年のワールドカップに出場できるかもしれない」と考えており、できれば世界トップクラスのリーグでプレーしたいのだそう。

また、チェルシーも今季は補強禁止処分を受ける可能性が高いことから選手の放出には消極的で、ダヴィド・ルイスとの契約延長に前向きになっているとも。

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