17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト8の2ndレグ、マンチェスター・シティ対トッテナム・ホットスパー。

トッテナムが1点のリードを持って迎えたイングランド勢同士の直接対決は、スリリングでドラマティックな得点の奪い合いとなった。

ラヒーム・スターリングが4分に先制点を奪うと、7分にすぐさまソン・フンミンが同点ゴール。

さらにソン・フンミンが追加点を決めれば、今度は直後にベルナルド・シウヴァが取り返す。そして21分にスターリングがゴールを奪い、スコアは3-2となった。

2試合合計3-3になったものの、アウェイゴールの差でトッテナムがリード。1点が必要なシティは59分にセルヒオ・アグエロがようやくネットを揺らす。

しかし、トッテナムは73分に途中出場のスペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテがセットプレーから太ももに当ててゴールを奪う。VARでの判定となったが、結局ハンドは認められなかった。

さらなるドラマは試合終了間際に待っていた。5点目が入れば勝ち抜けとなるシティは、アディショナルタイム3分が過ぎたところでラヒーム・スターリングがシュートをネットに突き刺すことに成功する。

ところが、このゴールをアシストしたセルヒオ・アグエロがオフサイドポジションでボールを受けていたとして、VAR判定の末取り消しに。

目まぐるしい展開の中でスコアは4-3となり、そのまま試合は終了。トッテナムが激しい試合をギリギリでものにし、準決勝進出を決めた。

なお、同時に行われたポルト対リヴァプールは1-4というスコアで終了しており、2試合合計1-6で後者が勝ち抜けを決めている。

これによって今季のチャンピオンズリーグはベスト4のチームが全て決定し、バルセロナ、アヤックス、トッテナム、リヴァプールという顔ぶれとなった。

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