鹿島アントラーズは24日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第4節で慶南FC(韓国)をホームに迎えたが0-1で敗れた。
鹿島は2週間前に行われた敵地での同カードで逆転勝利を収めたが、この試合は犬飼智也、町田浩樹の両センターバックが出場停止。18歳の関川郁万が先発起用されたものの、今年の高校サッカー選手権を沸かせた大器のデビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。
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しかも、慶南の決勝点を決めたのは元U-19日本代表の邦本宜裕!そう、日本人だった。
63分、慶南のクロスに対して鹿島のマークが曖昧となり、ファーサイドへ飛び込んだ邦本が膝でゴールへと捻じ込んだ。
邦本は16歳の時に浦和レッズでデビューし、その馬力のあるプレーからあのルーニーと比較された逸材。
その後は素行などの問題から日本での居場所を失い、昨年、韓国へ渡ったが、今季のKリーグ開幕戦でゴールを記録するなどチームの主力として活躍している。
1997年生まれのまだ21歳。昨シーズンのアジア王者である鹿島から値千金の決勝ゴールを奪ったことで、五輪代表入りへの期待も高まることだろう。