7日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝の2ndレグ、リヴァプール対バルセロナが行われた。
1stレグではバルセロナが3-0という大差で勝利を収めており、その結果によりほぼ「バルセロナの勝ち抜けは有力」という雰囲気もあった。
しかし、アンフィールドで行われたリヴァプールのホームゲームでは、その雰囲気は一変することになった。
キックオフからわずか7分、怪我人続出のために先発起用されたディヴォック・オリギが値千金の先制ゴールを奪取する。
これで雰囲気を引き込んだリヴァプールであったが、なんと前半のうちにアンディ・ロバートソンを怪我で交代させなければいけなくなるという苦しい展開に。
ところが、途中出場で投入されたジョージニオ・ワイナルドゥムが大きな結果をもたらした。
彼は54分に追加点を奪うと、さらに56分にジェルダン・シャキリのクロスをヘッドで合わせて3点目をゲット。ついに試合を振り出しに戻した。
そしてそして、極めつけは79分のプレー。右サイドからのコーナーキックでトレント・アレクサンダー=アーノルドが「蹴るふりをして、やめたふりをして、やっぱり蹴る」という珍しいトリックプレーを敢行し、それにバルセロナが対応できず。
そのボールをニアでフリーになっていたディヴォック・オリギがダイレクトでゴールに叩き込み、なんと0-3から試合をひっくり返したのだ。
【関連記事】リヴァプール、今季最も過小評価されている3人の実力者
リヴァプールはその後もスタジアムの大歓声に背中を押されつつバルセロナの攻撃をシャットアウト。なんと3点のビハインドからの大逆転に成功し、チャンピオンズリーグ決勝への進出を成し遂げた。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」